「フェミニズムの現在地」の感想

「敵の分断作戦」としてのフェミニズム
柴田英里 2026.07.30
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7月26日(日)に、イスラム法学者の中田考先生と、「フェミニズムの現在地」というイベントを実施しました。

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中田先生とは、興味関心領域が異なり過ぎて対立にもならなかったのですが、先生とお話して特に興味深く印象的だったのは、「なぜ西洋は、女性問題でタリバンを攻撃するのか?」というトピックの、「敵の分断作戦」としてのフェミニズムです。

タリバンと欧米フェミニズム及び日本人の一般は、宗教観や歴史、価値観が根本的に異なる(イスラム教徒の目的は死後の審判で、神に正しく評価されることらしいそれなら。現世での自己実現はそもそも目的足り得ないことになる)。価値観が著しく異なるタリバン(および第三世界)に対して、西洋圏のフェミニストたちが執拗に介入する姿勢には、いままで、「意味がわからない」という気持ちが半分と、「ポストコロニアリズム的な問題」という認識が半分でした。しかし、中田先生が、「西洋圏のフェミニズム理念は、前線で戦う夫と銃後の妻というタリバンの戦闘ユニットを崩すために活用されている部分がある。」とお話されていて、なるほどと思いました。

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