生物学的性別は「悪」なのか?

「東京大学における性的指向と性自認の多様性に関する行動ガイドライン」の問題点
柴田英里 2026.06.28
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6月初旬、東京大学が性的指向と性自認(SOGI)に関する行動指針として定める「東京大学における性的指向と性自認の多様性に関する行動ガイドライン」が改定され、その内容を含めSNSで話題となりました。

このガイドラインは学内における性的マイノリティ(LGBTQ+)への配慮や具体的な対応基準を示したものであり、罰則を伴う規則ではなく、誰もが安心して学べるインクルーシブな環境づくりのための啓発を目的としているとのことです。

ですが、実際に読んでみると、主観的な性自認の尊重と、アウティング(本人の了解を得ずに性的指向・性自認を暴露すること)禁止を柱とすることで生じる弊害があるように思われる内容であったため、特に問題だと感じる2点を中心にまとめていこうと思います。

【特に問題だと思う2点】

  • アカデミアという権威がつくる「規範」と禁止の推奨

  • 主観的「性自認」の優先による、生物学的性差の不可視化と「有害」化

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